もうすぐ0時。

私はまたDのアパートに来てしまった。

ベッドではDが寝息をたててる。

日本は何時だろう？

土曜日の午後3時くらいだろう。

無償に誰かと喋りたくなった。

電話番号とかきちんと手帳に書かない私だから、
こういう時困る。

誰にもかけれずベッドの端っこに座る。

メールも誰からも来ない。

さっき、ベッドで愛し合い
優しく髪を撫でられおやすみのキスをおでこに受けたのに。

なんでこんなに寂しいんだろう。

お昼近くまで寝てた。
これじゃあ日本にいるときと変わらないじゃないか。

昨晩はこのホテルに設置されてるジムで汗をかき、
プールで泳いだ。
こっちで新しいビキニを買ってそれを着たんだけど、
なんだか身体にしっくりこない。

少し太ったのはアメリカの食事のせいにしょうか、
それとも健康的な生活のせい？



ランチ前にDから連絡があった。

「ランチを一緒にどう？」

って。

あんまり会いたくなかった。
会うと別れが辛いから。

でも特別な理由が見つからなかったのでOKする。

本当は一人であの日本食レストランへ行くつもりだったけど。

あそこに行けば誰か日本人がいるから。

Dはさっさと待ち合わせ場所を決めた。


ちょっと有名なサンドイッチ専門店に行く。
数え切れないメニューの中、
「エロティカ」って名前のサンドイッチを選ぶ。

定員もウインクして意味深に笑う。

Dは機嫌が良かった。

私の事をいつも綺麗でセクシーだと褒め、
肩に手を回す。

私はただ笑った。


食事というか、私は食べることが大好き。
特に癖があったり、まったりした感触のものが好き。

パサパサ系のパンとかピッツアは苦手なんだけど、
このサンドイッチはかなり美味しかった。

ウイートブレッドは焼きたてで、
横に半分にスライスされてて具が入ってる。

グリーントマトのピクルス。
オリーブ。
イエローペッパー。
ターキー。
ペパロニ。
レタス＆トマト。

感謝祭に食べるターキーは、
普通のグロスリーストアでもハムなどと一緒に売られてる。
ハニーハムに比べるとカロリーも低いし味もさっぱりしてるので食べやすい。

で、何故ターキーが「エロ」なのかというと、
「眠気」を催させる成分が含まれている。。。。との事。

その話は知ってたので、
「なるほど・・・・・」って。

本当に眠ってしまうわけじゃないにしても、
女が目をトロンとさせればセクシーだ。。。。という目論見ね。

ほとんどのメニューがそんな感じでユニークだったし、
飲み物も申し分なく美味しかったので良しとする。

Dはガツガツとチキンサンドイッチを食べた。

屈託のない彼の笑顔は、
私が「旅行者」で
いつかは「帰国」する事を知りもしないように見えた。

「ウイークエンドの予定は？」

そう聞かれたので何も・・・と答えると、
ちょっとしたトリップに行こうと言う。

小旅行。

ちょっと考える。
夜に電話する予定。

行って来ようかな・・・・

5月は絶対日本にいたい。

自分の誕生月だし、
会いた人もいる。





1時間昼間の時間が長くなったので、
まだ外は明るい。

今晩はどこへ行こうか。

金曜日はまだ半分残ってる。

久しぶりに味わった。

私、変態かもしれない。

男の舌よりも感じる。



男の指を2本入れられ、

クリトリスは女の子が舐めた。





昨晩は睡眠薬をお酒で飲んでしまい、
気を失った。

勿論自分のベッドでお昼近くまで寝てしまい、
起きたとき異常な性欲に犯された。



夜まで半分寝てる状態で、
カラダは火照ったままだった。

時々行くバーには友達以上恋人未満のような
定員が一人いる。
大好きな相手だけど、
兄弟のような。。。。。

それに常連の女の子もいて彼女は明るく楽しい。



平日で空いてる時間帯に私は飲みに行き、
すぐ酔い、
冒険してしまった。

3人とも服は脱がずにめくって触る。

店内の奥のソファで隠れながら。

自分のおっぱいとアンダーヘアを隠しながら、
舐められ濡らす。



店内は暗いけどポツポツと入ってくる客は奥を覗く。

そのたび平然とした顔をするけど、下半身は恥ずかしくも見えてるはずだ。





声を殺して我慢する。

でも舐めだけでイク。

見られながら。



「かなり酔ってるね」

カウンターの客が厭らしそうな顔で言う。

その男はジーンズの前を触り始めたので、
私はもっと興奮してしまう。

もちろん、乱交にはならずに終わる。



もうすぐ日本に帰るつもりだから。
だから遊んだ。




自分の車に乗ったとき、
ちょっと心は悲しかったけど、
身体は快感に満たされていた。

一人の男をきちんと愛せない私だから、
私の心はなんだかいつも隙間だらけのような気がする。

Dとの生活は苦しい方が多かった。

生活といってもたかが1週間なのに。この先には進めない気がして私は逃げた。

彼は私の過去話を聞きたがった。ので話をした。

彼の嫉妬を目の色で感じ彼は私を束縛し始める。

（束縛してもらいたかったんでしょ？）

私は自分に問う。

好きな女に嫉妬心も沸かないなんて、それはそれで寂しい。
ちゃんと嫉妬してくれる男性。
軽く束縛してくれる相手。

冷たい男は私の心を収縮させる。
でも好きになる相手はこういうタイプが多かったりする。
あっさりと私を交わす男。

今は冷たい男なんか嫌いだ。
きちんと私を構って欲しい。
私がスルスルとあなたから逃げても、
追いかけて欲しい。

Dが私を初めて見たとき、
彼は視線を外さなかった。
私は本当に心臓が口から出そうになった。
ものすごく緊張してこれは恋かしら？と戸惑った。

恋をする瞬間は初めてキスをする時に似てる。
相手にコントロールされてしまうから。

セックスは違う。
セックスは演技で出来るから。
私は。

Dの事が好き。
でも「あなたしか愛せない」とは言えない。
それを伝えると怖い顔で怒った彼。

確かめ合った温もりも、
今はなんの役にもたたないの？
私の身体を舐め尽し、喜びの喘ぎをあげさせてくれて、
快楽のぬるま湯に私を漬けてくれるのに。。。。。。。。。

別れた元カレの事を時々考えることもある。
それにPさんからのメールを楽しみにしてる私もいて、
こっちで使用してる携帯でPさんとお喋りもしている。

「電話ってスゴイな。君がアメリカにいるなんて信じられないよ。すぐ会える距離に感じる」

Pさんはいつも言う。

そして時差の中、ヘンテコな話をする。

P「もしもし」
私「おはよう」
P「こんばんは・・・・じゃなかった。おはようなのそっち」
私「そうよ。今コーヒー飲んでるの」
P「だから眠そうな声なんだね。ちょっと掠れててエロいぞ」
私「Pさん、夜モードになってる。こっちは爽やかな朝なのよ」
P「残念だなぁ。ベビーの声を聞いてオナニーしょうとしてたのに」
私「え？今どこ？家？」
P「嘘だよ。車の中。仕事が終わるの遅かったから・・・」
私「じゃあ、帰ったらドライブ中にしゃぶってあげますね」
P「おおお、明日帰って来い！」
私「きゃはははははは」

こんな感じで元気になる。

Pさんにとっての私はずっとナンバー2だから。
だからいいのかもしれない。

Dとの事。
答えが出せない。

早朝に車を走らせるのは気持ちが良い。

私は日本に帰ろうと心に思う。





Dの部屋で一緒に過ごした1週間。

短いようで長かった。

長いというより濃かった。








今は一人で眠りたい。

誰も起こさないで。。。。。。

先週春時間になった。

今週の日曜日はイースターだった。

カラードエッグを作った。

Dは優しい。

毎日会って毎日セックスする。

飽きないだろうか。

ぼけーっとして料理してたら、
左の親指を切った。

爪の中にナイフが食い込んでビックリした。

久々の強い痛みが私を襲った。

痛みを感じて、
心の痛みだって痛いし血を流すんだろうって思った。

私の心は痛くない。

最近、ちょっと体調が悪く
夜中にERに行った。

結果は大丈夫。
薬は強すぎてハイパーになる。
ハーフだけ飲んで暮らす。

今週はDのアパートメントに移る。


指が痛い。

Dが迎えにくるまでベッドで寝よう。

とりあえず、秘密だけ。。。。。









オセロってゲームがやりたくなった。

小さな頃お人形で遊ぶよりも、
外でボールで遊ぶ子供だった。
ゲームも好きだった。

今は「小細工のあるゲーム」は嫌い。

その男性とは約4年前から付き合っている。

ネットで。

でも「ネット恋愛」ではない。

私は飽きっぽい。
でも、刺激が欲しい。
でも、癒して欲しい。
でも、かまってほしい。

私は自分勝手で冷たい。
でも、側で温かくしてほしい。
でも、守って欲しい。
でも・・・・・・


こんな我が侭な私を相手に、
その男性は「お守り」みたいな存在になってくれた。


多分20才くらい年上の彼だろう。
奥様もいる。
子供も上は高校生。

それなのに、音楽をやってた彼はいつも素敵だった。
最初はタレントの【ガクト】似のその男を信用できなかった。


会ったとき困った。
恋人の対象じゃない。
兄のような優しい雰囲気で私は溶け込んだ。






アメリカに来てからも、
メールは欠かさず送ってくれる。

寂しくないようにとかなりの長文だ。

今回は歌を贈ってくれた。

「あなたの願いが叶うころ」

Hikkiの新曲だった。
好きなバラード。




彼は私の「足長おじさん」なのかもしれない。





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※　みなせさん、聖子さん。
　　お気に入り登録ありがとうございました。
　　相互にさせて頂きましたので、
　　これからもよろしくお願いします。

愛するものを喜ばせるのが好き。

舐めたりキスしたり指で手で触ったり。

相手が笑ったり自分の動作に反応する時私も快感を与えてもらえる。



相手が自分以外のモノに興味を示したりする。

それが「遊び」とか「出来心」とか別に関係ないけど、

私はその瞬間冷める。

そうなの。



Dは相変わらず素敵だ。

ハンサムは得だと思う。

女もそう。

やっぱり綺麗なほうがいい。

心も見かけも磨けば光るんだから。

格好つけない男がいい。

性欲を女にぶつけて頭の中が女の性器でイッパイの奴。

女の匂いが好物で集中力のある動物的な人。



それでも優しさの目立つ男。

女に優しいのは「下心」があるに決まってるけど、
それがいい。




ある程度頭がいいのがいい。

誤字とか文章力がおかしいのは、
魅力半減。

自分が尊敬できる相手がいい。



勝手に思うこと書いたけど、
恋に落ちるときは理屈じゃないからね。

相手の心が自分の心に染み込むと、
張りつめた気持ちは溶けてしまう。





Dとの事。

本気かも、私。

分からない。



観光ビサだと3ヶ月滞在。
残り2ヶ月ちょっと。

Pさんには「しばらく帰らない」と言った。
「帰ってきたときにはまた会おう」
といわれ、お金の送金も確認した。

日本に戻ってから旅行に行こうと言われ承諾するけど、
Dとの関係はどうなるの？

こんな事してていいの？



今日はあんまりいい日じゃなかった。

アメリカに来て、
良かった点は「教会」へ行ける事。

生活の一部になってる。

日曜日は朝からきちんとした格好をして
教会へと急ぐ。

日曜日は「娯楽の外出日」ではない。

買物したくてもお昼過ぎからしか開かない。

礼拝が終わるとブランチを食べに行く。

この様子はここにいなきゃ感じる事は出来ないだろう。

帽子をかぶった婦人や蝶ネクタイの男の子。
カジュアルな正装だ。

こういった洋服をきちんと着こなす場所があるっていうのはとても良いと思う。

皆がそうじゃないと思われがちだが、
ある程度の地位、権力者、一般的のお偉いさんは来る。

最初は金持ちの集団かと思った。
「献金」の意味が分からなかった時は。

生活を捨ててる人は諦めてるのでもっと落ちる。

落ちた人が来ると必ず救われる。

なんだか宗教じみた日記になってしまったけど。

日曜日はそんな気分。

だって行く前は心がドロドロしてるんだけど、
行ってお話を聞いてお祈りをすると重荷から解放された気分になる。

祈れば叶う。
それに祈らなきゃいけない。

目に見えるものに祈るわけじゃない。

自分の心に祈る。













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ぱさん。
お気に入り登録ありがとうございました。
相互にさせて頂きましたので、
これからもよろしくです。

やっぱり分けなきゃ駄目でした（笑）

秘密日記の文字数カウンター、欲しいですね。

Dのアパートへ行く。

ベッドで過ごす。

私はずっと裸でいる。

食事はDがピザとバッファローチキンをオーダーする。

デリバリーボーイは、昼間なのに暗い部屋の入り口で
上半身裸でチップを渡した私を驚いた顔で見る。

シーツで隠したつもりでも、
私の胸は見られていた。

酔ってはいない。

なんとなく。

セックスというよりも、
裸で弄りあう。

柔らかだったり、
固かったり、
彼のモノを手で掴み優しく撫でる。

彼の息が荒くなると私の上に圧し掛かる。

それ以外は耳元で愛の言葉を言ったり、
秘密めいたことを話す。

過去のセックス話とか。

私は過激なセックスシーンを話す。
彼をわざと刺激してそ知らぬ顔をする。

彼の愛撫にも感じないフリをする。

一日中こんな感じでダラダラする。

夜になり一緒にお湯に浸かる。
泡にしないでオイルを垂らし匂いを楽しむ。

隣のシャワーで身体を流していると、
ペニスを立たせたDが後ろから迫る。

私はお尻を突き出す。
彼は私の尻を撫で回し、それからペニスを入れてくる。

私は素早く抜く。

「もう・・・・・入れるの？」

彼は痛いくらいに立たせたまま、
私の股間に顔を埋めクンニする。

私の1番好きな行為だ。

濡れた舌が私の敏感な所を刺激して、
私は片方の足を上にあげる。
そしてもっと舐めてと好きな場所にクリトリスを移動する。

その腰の動きが彼をもっと刺激してしまう。

今日は朝方からずっとお互いの身体を弄りあってるのに。。。

まだ足りないのね。

飽きるまでやりましょう。

そんな気持ちで私はシャワーの水に濡れながら
彼の愛撫を楽しむ。

ひざまずいて私のおまんこを舐めまわすDを、
私は愛しく思い彼のペニスを足で触る。
快感の声をあげる彼。


彼は終わった。
私はイケナカッタ。

途中、登山家風貌の男の顔がちらつき、
彼とファックしてる気分になり燃えた。

ヘアドライヤーで彼に髪の毛を乾かしてもらう。
もちろん裸のままだ。
私の乳首はずっと固いままだった。
そんな乳首をコリコリ指でつまむ。
ずっとそうしてて・・・・・と思うほど、
気持ちよかった。

ベッドの中へまた戻る。

シャワーの後はただ眠りたかった。
彼の私を撫でる手の感覚だけ欲しかった。

彼に撫でられ私はまた少しずつ昔の男とのセックスの話をする。

時には女の子も登場する。
その度、彼の股間は膨らみ私は笑う。


優しいDとこんな夜を過ごしてても、
ちょっと心に隙間風が流れる。

だけど、大丈夫・・・・と言い聞かせる。

金曜日。

お天気も良い。

雨の日は鬱になってしまう事もある。

今日は気分良好。



アメリカ旅行も落ち着いてきた。
行く場所行く場所で新しい出会いがある。

これはきっと「旅行中」であり、
そういう目で人を見ているからだと思う。

男性との出会いが多いのも相手に「下心」があるのかもしれないけど、女の私には嬉しい。

友達と一緒の旅行は行動範囲や周りに囲いが作られ、
日本と一緒の空気になってしまうものだ。
一人は寂しいと思われそうだけど、
最大限の自由を纏うことが出来るもの。



朝、ゆっくりバスタブに浸かり、
ランチに行く。
あの日本レストランだ。

登山家風貌のあの男にも会いたかったし、
普通の白飯とお味噌汁が食べたかった。

金曜日だから混むだろうと少し早めに向かう。

カウンターに座りお茶と枝豆を注文する。
隣に二人組みのアメリカ人が座った。
テーブル席はもう満員だ。
大学生か、20代後半か、
アメリカ人の年齢を推定するのは難しい。

その二人はアメリカ人にしては珍しい注文をしてた。
「お寿司」も、詳しい。
私が「湯豆腐」を注文したら、片方の男が
「あ、それ僕も好き」
と言ってこっちを見た。

「本当？豆腐が好きなんて珍しいわね」

私が言うと刺身は「鯖」が1番だとか
日本食は最高だとか話始めた。

彼等はフロリダ出身でこっちの大学に来てから就職も帰らずいるそうだ。なかなかのハンサム青年たち。
大学生？と聞かれるので旅行中だと答える。

ま、日本贔屓だから日本人女性に声をかけるのね。

ハンサムな男たちはスイートな事を言いサスガだなと思った。
気取らず自然に少しは照れもあり、
私は美味しくご飯が食べれた。

途中あの登山家風貌の男が現れた。
端っこのカウンターの席につくと、私に手を振った。
それだけなのに少しドキドキした。
私って相手は誰だっていいの？って自分が腹立たしかったけど嘘じゃない。

なんだか緊張してしまったので、自分の食事を終えて席をたつ。

「会えて嬉しかったよ」

と、アメリカ人の男たちが言い私は礼をする。

登山家風貌男にも会釈をして店を出た。
彼は私が会計を済ませレジスターでモタモタしてるのを、ずっと見てた。

先週まで随分温かくノースリーブシャツで過ごしてた私。

しかし今週は冷え込む。
重いコートなんて持ってこなかったから、
困ってしまう。

今日はランチに例の日本レストランに行った。
オーナーのTさんは私の顔を見ると笑顔になり、

「今日はいいお刺身あるよ」

って言ってくれた。

新鮮な刺身が豪華にのったチラシを頂く。
お吸い物にも魚を入れてくれた。
ぇ？って思ったけどとっても美味しかった。

カウンターで緑茶を飲み日本人向けの無料新聞を手に取る。
アメリカでも沢山の日本企業が進出してるため、
こういった「情報新聞」があちらこちらに出回ってる。
こういうのを見るのも楽しいものだ。


「ここ、いいですか？」

一人の男性に声をかけられた。
日本人だ。
多分40代半ばだろうか？

「ええ、どうぞ」

私は置いていたバックをどけた。

その男性は常連さんのようでオーナーに軽く会釈すると、

「今日は・・・・サバを食べようかな」

と言った。

二人とも無言だったが悪い空気じゃなかった。

こういう所で同じ日本人同士が会うのはちょっと照れくさい。
でも、ちょっとほっとした。

男「いつも来るんですか？」
私「あ、最近です」
男「ここ、美味しいですよね。他の店は不味くて食えない（笑）」
私「確かに・・・・・・（笑）」

軽くお喋りをする。

お互い簡単に自己紹介をする。
男は日本では大学病院で教授をされてるらしい。
今回は「研究」の為こちらの病院に来てるそうだ。

その男は医師というよりも「登山家」といった風貌。

店はどんどん混んで来たけど、その男性とのお喋りが心地よくて長居してしまった。
勿論、セクシュアル的な感情はない。私でも。

いろいろな人がいるんだなぁ。。。。とか思って。


男は「俺は毎日ここで昼食べてるんだけど・・・もし良かったら明日も会いたいな」

と言った。

「来れたら来ます」

といって店を出た。

その後モールをブラブラした。
寒さが逆戻りしたのに店内は春夏の軽めの洋服が並ぶ。

最近スカートが多い。
サスガに超ミニはまだはけないけど、
冷える・・・・と思いつつ足を出してみる。


ホテルに戻ってメールをチェックするとPさんからまた来ていた。

「まだそちらにいる予定だったらゆっくりしてきなさい。帰りハワイに寄れたら落ち合いたい・・・と思ってるんだけど、いいかな？ホテルの番号を知りたい。連絡待ってる」

急にPさんに会いたくなってしまった。

Dは相変わらず優しいし赤面してしまうような「愛の言葉」を平気で言う。
君の声を聞けて嬉しい・・・・と毎朝電話もある。

でも心は沸騰せず生温さを保っている。



今日から4月。

明日、明日と思って過ごしてきたけど。
時間が経つのが早い。



私はPさんの返事をするため、電話をかけた。













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うららさん、羽華さん。
お気に入りに登録して下さってありがとうございます。
相互にさせて頂きました。
日記、楽しみにしてます。よろしくお願いしますね。

もうじき午後11時。

Dからの約束は0時。

でもさっきPさんからのメールでちょっと迷った。

Pさんのメールは珍しいから。

ちょっとホームシックになってしまった。


今は秘密日記のみ更新。

どうぞ。。。。

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またもや二日酔いだ。
お酒が弱いなら飲むなといいたい所だけど、
どうも酔った感じが好きだし次の日の事まで考えられない。

お昼近くまで寝てその友達の家をあとにする。

といっても朝まで喋り続けてた私たち。
彼女のご主人様を二人で見送った。

「ベビーちゃんは変わならないね。・・・でも元気そうでなにより。気をつけて帰るんだよ」

彼女のご主人にそう言われる。

私がいて寝不足してても彼女はちゃんとご主人の朝食を作り、
「いってらっしゃい」
と、キスをする。

あ、これは私が結婚したら見習いたいって思った。


結婚っていいなと思った瞬間もあったけど、
彼女もイロイロとバランスをとって生活してる。

これは「妥協」じゃなくって。

結婚はしてみなきゃ分からない事が多すぎ。

そう思う。


帰りはサンダーストームにやられ途中ノロノロ運転となる。
天候も規模が大きい。
かなり怖かった。

大雨の後は綺麗に晴れて気温は下がっても清々しかった。

ホテルに戻るとDからメッセージが残っていた。

食事のお誘いだった。

私は3時間のドライブに疲れていて本当はシャワーを浴びてベッドに寝転びたかったけど。

今、寝ちゃって夜中に起きたときにお腹すいて寂しいのも嫌だったので無理してOKの電話を入れる。

私にとって食事って重要。
相手も。場所も。

好きな場所には何回も行きたいし、
好きなミールは何度も食べたい。

今夜はステーキだった。
アメリカの肉は味も素っ気もないって思ってたけど、
ちゃんとした所のものはほっぺが落ちるほど美味しい。

私はレアで焼いてもらう。
血は滴るくらいが好き。
サイドの付け合せは温野菜のチーズベイク。
そして焼きたての黒パン。
ムースになったバターをつけて頂く。

食事の時はアイスティをストレートで。
お酒は飲まない。
飲んだら食べれないから。

今夜はちょっと高級な場所だったので、
セミフォーマルのドレスを着た。
胸元が大きく開いたものだった。
大きなアクセサリーは持ってきてなかったので、
ラメ入りのクリームを塗る。

ピアノの演奏が素敵だった。

それに合わせて鼻歌を歌うD。
私の知らない歌を知ってるのね。
ライアン・シークレストに似た彼の横顔は、
オドケタリ、格好つけたり、くるくる回って楽しい。

会ってるうちに私の胸の痛みは薄れていく。

元彼の事も思い出さない。
・・・・・ようになった。

身体がね。
比較しちゃうの。他の男と。

セックスに順番なんてないけど、
身体が覚えてるのかも。

あ、ここにキスしないのね・・・・とか。



部屋に戻って私とDは抱き合った。

デリケートなシフォン地のドレスを着てた私。
スカートの裾をふわっと持ち上げガーターベルトが見えるようになった。

パンティだけ脱がされる。

ブラからは私の胸がはみ出る。

今夜の私は酔ってないのでこのセックスのスタートに戸惑いながらも少しずつ熱くなった。

Dはソファに座り私は跨った。
Dはその快楽さに唸った。

舐められていた乳首を噛んでもらう。
痛いのに、気持ちいい。
もっともっと固くなる。

そして私の下半身も震えてくる。
太ももまで愛液が垂れてくる。
私はいつもイッパイ濡らしてしまう。
恥ずかしいくらいに・・・・・

彼は私のお尻を掴み上下に動かす。
耐え切れなくて大きな声を出してDの首元に顔を埋める。

彼は正常位に戻し激しく突く。
私はよがり声を出す。
途中で抜いて私のクリトリスを舐める。

抜かないで。。。。と思うんだけど、
舐められると更に興奮してしまう。
その繰り返しに腰もガクガクして私は何度もイク。

今夜、Dは私の顔に射精した。

私は目を瞑った。

彼の精子が私の顔で流れた。

それを自分で唇に移動させ舐めた。


これは、一回目だ。





2回目が始まる頃私は睡魔と戦っていた。
優しく身体を摩るDの熱い手に、
私は夢に誘われていた。

朝まで一緒にいられたら。
起きた時に誰かが隣で寝ていたら。
私は幸せなのだろうか？

情熱的にセックスだけして「愛されてる」と錯覚してるだけなのかもしれない。

それでも私を欲しいと思ってくれる男がいるだけで満足だ。
今は。

いつでも誰かに甘えたくって、
好きって言って欲しくて、
優しくされたくって。

でもね。
心の底から「この人が欲しい」って思った事あっただろうか。


アメリカに来て思った事はある。

「自分のパートナーはやっぱり日本人がいい」

って事。


日本に帰った時、
私の身体に触り抱きしめ愛してくれる男。
誰なんだろう。

今朝は二日酔いで最悪な気分。

でも約束どおり100マイル先の友達の家へ行く。

日本人の彼女は旦那様の仕事の関係で渡米。

一人でドライブだから男の子のような格好をする。

タンクトップにジーパン。

それにデニムのジャケット。

ベースボールキャップを深めに被り
途中のトラックストップでも危険のないように（笑）



彼女の家で日本のドラマをビデオで見る。

「見ないの？ドラマ」

「だって8時から11時頃って家にいないもん」

「ビデオに撮らないの？」

「うん。忘れちゃう」

「たまにおもしろいのとかあるよ」

「わかるよぉ。DVDとか借りて昔のとか見たりするけど。たまにね」

「じゃあ、これ見てみる？」

ぼけーっと一緒にお喋りしながらビデオを流す。

いつのドラマか知らないけどおもしろかった。

登場人物の彼は全然好みじゃない。

それに彼のドラマはあまり知らないけど、
この役柄の彼を好きになってしまった。

だってとても良い。

それを友達に言う。

「惚れっぽいねぇ」

「ぇ。誰でもいいわけじゃないのよ」

「ま、ドラマだからねぇ」



下らないお喋りが楽しい。


「全然好きじゃない相手の何気ない一瞬を見て好きになったりしたことあるよね？」

恋愛小説家の彼を見てそういった話題でお茶からビール、冷や酒に変わる。





いつの間にか午前1時。

明日は雨だって。

ちょっと憂鬱。

また酔ってしまった。



でも大丈夫。

元気で楽しい。

お前って奴は・・・と思われても
私は色恋沙汰が好き。

酔って目が半分だけ開いてる状態で胸を揉まれたり、
タクシーで卑猥な言葉を耳打ちされたり。

そういうの好きで仕方ない。

Hなキスがしたい。
どういうキスをするの？あなたは。

リンク先の登録って何件までなのでしょうか？

あんまり拘ってなかったのですが、これ以上は出来ないという事だったので少し整理させて頂きました。

秘密日記での「メッセージ」は以外にも楽しいので、
このやり取りのない日記作者様のものは削除させて頂きました。

あと、ちょっと前まで更新された日記順にリストになってましたが、あれって無くなったのですね。

便利だなぁと思ってたので今は残念です。


掲示板で教えていただくまで気がつかなかったけど、
カウンターも2万を越えてから、またゼロになってしまったようです。

この日記帳は使いやすく長続きしていたので、これからもお世話になると思うけど。

もうちょっとシンプルだったらいいな。


そして。
皆様話題にされてた、

「アクセス元」

私の日記はやはりHな言葉で検索されてる方が多かったです。

それでもハンドルネームの「ベビーオイル」で検索された方。
どうしてなのかなぁ・・・・・・