ブルーなひと時

2004年1月9日
頭痛で目覚めた。

軽い吐き気もする。

それでも朝のコーヒーは我慢できず、

私のエンプティなお腹の中へ流し込む。
そして予想通り苦しむ。


食欲はあまりない。


夜に彼氏が出張から戻る。

私の部屋に直帰する。

自分の不調を訴えると彼はこれが足りなかったんだろ・・・・と私の手を彼の股間に導く。


違うのよ。


不機嫌のまま彼に抱かれた。

私は無意識のうちに他の男を想像する。

まだ肌の温度も匂いも声も知らぬあなたの事を考える。
すると体は不思議な事に快感を与えてくれる。


彼が乳首を舐めながら軽くため息をついた。

その時に現実に戻される。

彼は私を愛撫するよりも、早く射精をしたいのだ。


私は知っていた。

疲労な時の彼は出して眠る事だけがしたいのだ。
私の体は知り尽くされ、私が快感に声を漏らしてしまう事よりも彼の終了が大切なのだろう。


私は何も言わない。


彼に言って愛撫をもらうよりも、そんな事を聞かずとも愛撫をしたくなる「女」にならなきゃと思うから。

ちらっと、Pさんとのセックスが頭を過る。

私を目で犯し、そして充分に時間をかけて味わってくれる。


女にはそういう事が必要なのよ。
私は彼の「思いやり」を一生懸命探す。

しかし、10分足らずで彼は果て眠りこける。


私はその後ベッドの中でオナニーをしてしまう。


彼はイビキをかいてるので起きることはない。
男とのセックスのあと、自分の快楽を自分で作るなんて・・・・

私の指をあなたの指のように感じ、
唾液をつけクリトリスに触れる。


だんだん虚しさも消えあなたに犯されてる自分を興奮の絶頂へと誘う。


心臓の音が激しくなり、私は堪えきれず声を漏らす。

純粋な気持ちで快感を体の一点に感じ、私は静かに目を閉じる。
頭痛はまだ治らない。
でもあなたの送ってくれた綺麗なブルーに至福さを感じる。
メッキはポロポロすぐ取れるの。

本物のあなたを見せて。

偽者じゃない、本物のゴールドを。

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