曖昧な感情

2004年1月26日
私に寄り添って丸まって寝ていた彼は私の耳元で「もう帰る」と言った時、朝になっていた。

時々聞こえた彼の寝息は私の寝返りのたび止まり私のお腹に置かれた手を動かした。
熱い彼の手が私のお腹を上下すると、とても気持ちよく腹痛も和らいだ。


「今夜はここに来れないかもしれないな。でもちゃんと何か食べて昼間は起きてろよ」


私は目を瞑ってた。

ここから仕事場へ行くつもりらしい。

今、何時だろう・・・・・


「あとで電話する」

彼は部屋を出て行った。

生理になる前となってる時はどういう説明をしたらいいのか分からないがとても感情的になっている。

私も例外なく普通の女のようだ。
でも思春期の頃をいつも思い出す。

ちょうど胸も膨らみ始め、女の子の生理が始まりだす小学校5〜6年生頃の話。
私は背は小さめでクラスの真ん中より前のほうだった。

クラスの男の子におっぱいを触られたり、「処女って知ってるか?」などと言われてとても不快な気分の時があった。

私は見た目は子供っぽかったと思うが、とてもマセテいた。
それでも「生理」はまだで「保健体育」で習ったソレを睨むように待っていた。

ある日。


クラスで「お母さん」というアダナの女の子の机の上に四角形の白い物がおかれていた。

それは積み木のように上に積み上げられていて、最初は何か分からなかった。

男の悪戯だった。


彼女のバックの中に入ってた「生理用ナプキン」だった。

「お母さん」と言われるだけあって彼女は背も高くぽっちゃりしてて胸も相当膨らんでた。

おっとりと優しい彼女は大人しく勉強も出来て私は好きだった。

その彼女が顔も真っ赤にして泣いてしまった。
クラスの女の子は誰一人側に行ってあげれなかった。
私は何も言えなかった。
そういう成長途中って「地獄」のような事が起こるものだ。


まだ生理になってない私は、「恥ずかしい」というより、「子供っぽく」感じて嫌だったのを覚えている。
私は小学6年生で初めてボーイフレンドが出来た。

しかし相手は高校3年生であった。
私の両親は反対し、二人は隠れて会った。

隠れての付き合いが刺激的だったのかもれない。
クラスにいるウルサイ男の子は「女」をちゃかす。


でもその少年は違った。
とても魅力があった。


映画を見に行ったり遊園地にも行った。
楽しかった。

この言葉を聞くまでは。


「ベビーちゃん。もう生えてるよね?」

当たり前だが彼は「男」なのだ。

私にはうっすら産毛のようなものが生えてきた頃だった。


でも私は見ていた。


修学旅行の時のお風呂で
沢山の女の子たちはすでに黒々した陰毛が生えていた。


私は自分の体の未熟さに腹が立った。


大人になれば皆一緒なんてその頃はどうでも良かった。


手を繋ぐとかキスをするとかそういうのを飛び越えて、

いきなりおまんこの話をした少年。
「ベビーちゃん。。。見せてくれる?」


と怒ったような顔で言われ、

私は、彼の部屋でパンティを下ろした。
彼の目線が。
今でも覚えている。
それだけだった。


なんだか、そんな昔の事を思い出す。
セックスをする前の、まだ子供の時の「性的興奮」は今でも忘れられない。
怖い事もあったっけ。

やっぱり生理中は変な事ばかり考える。

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