金曜日。

お天気も良い。

雨の日は鬱になってしまう事もある。

今日は気分良好。



アメリカ旅行も落ち着いてきた。
行く場所行く場所で新しい出会いがある。

これはきっと「旅行中」であり、
そういう目で人を見ているからだと思う。

男性との出会いが多いのも相手に「下心」があるのかもしれないけど、女の私には嬉しい。

友達と一緒の旅行は行動範囲や周りに囲いが作られ、
日本と一緒の空気になってしまうものだ。
一人は寂しいと思われそうだけど、
最大限の自由を纏うことが出来るもの。



朝、ゆっくりバスタブに浸かり、
ランチに行く。
あの日本レストランだ。

登山家風貌のあの男にも会いたかったし、
普通の白飯とお味噌汁が食べたかった。

金曜日だから混むだろうと少し早めに向かう。

カウンターに座りお茶と枝豆を注文する。
隣に二人組みのアメリカ人が座った。
テーブル席はもう満員だ。
大学生か、20代後半か、
アメリカ人の年齢を推定するのは難しい。

その二人はアメリカ人にしては珍しい注文をしてた。
「お寿司」も、詳しい。
私が「湯豆腐」を注文したら、片方の男が
「あ、それ僕も好き」
と言ってこっちを見た。

「本当?豆腐が好きなんて珍しいわね」

私が言うと刺身は「鯖」が1番だとか
日本食は最高だとか話始めた。

彼等はフロリダ出身でこっちの大学に来てから就職も帰らずいるそうだ。なかなかのハンサム青年たち。
大学生?と聞かれるので旅行中だと答える。

ま、日本贔屓だから日本人女性に声をかけるのね。

ハンサムな男たちはスイートな事を言いサスガだなと思った。
気取らず自然に少しは照れもあり、
私は美味しくご飯が食べれた。

途中あの登山家風貌の男が現れた。
端っこのカウンターの席につくと、私に手を振った。
それだけなのに少しドキドキした。
私って相手は誰だっていいの?って自分が腹立たしかったけど嘘じゃない。

なんだか緊張してしまったので、自分の食事を終えて席をたつ。

「会えて嬉しかったよ」

と、アメリカ人の男たちが言い私は礼をする。

登山家風貌男にも会釈をして店を出た。
彼は私が会計を済ませレジスターでモタモタしてるのを、ずっと見てた。

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