なんだかヒドイ自己嫌悪と倦怠感の中、
久しぶりに「夜のお仕事」へ出かけた。
女友達から電話があり「ヘルプ」に。
22日の夜10時から。
久しぶりだった。
働くのもこの店に入るのも。
女友達と飲みに行くのにはディープすぎるこの店だし、
男友達とは行けない。
お仕事としてだったらココは楽しい。
常連様や私を気に入って下さるお客様がいるから。
私は「誉め言葉」の中毒者になってるのかもしれない。
ここに来る男たちは稼いだ金で飲み、
女の匂いを嗅ぎ楽しむ。
ほとんどギャンブルに近い形で「その夜のお相手」を
掴むラッキーな男性もいれば、
「喋ること」
で、心のストレスを解消されて帰宅する方もいる。
それぞれの気持ちが渦巻いてるけど、
私はこの人々の混じった気持ちが心地よい。
0時になった時、
店のオーナーがケーキを出してくれた。
私の年齢の数のキャンドルに火が灯ってて綺麗だった。
「ベビーちゃんが好きなチョコレートケーキ、実はさっき買ってきたんだよ」
オーナーがキャンドルの火で照らされた顔で言う。
「あと・・・・これ、みんなから」
って小さな箱をくれた。
見覚えのあるお店の紙袋だった。
ゴソゴソ開けてみる。
「ピアス」
だった。
私の誕生石の緑の石。
エメラルドとキラキラ星屑のようなダイヤモンド。
「普通こういうの彼氏から貰うんだろうけど・・・・」
オーナーは頭を掻きながら笑ってた。
嬉しい。とっても嬉しい。
お店の女の子たちはそれぞれハグをしておめでとうって言う。
照れと幸福感に包まれた。
常連のお客様は、
「えっ、ベビーちゃんのお誕生日だったの?教えてくれなきゃ駄目じゃない。うーーーん、何かしてあげたいなぁ」
なんて言ってくれた。
「でもでも今日は彼と過ごすんでしょ?」
「いいえ、帰ったら寝ます(笑)」
「じゃあお店が終わったらお寿司、、、行きます?」
「わぁーーい」
って感じで盛り上がり
シャンペンとケーキで乾杯。
オーナーが私のバースデーを覚えてくれてたのが嬉しかった。
1時過ぎてから女友達が彼氏と店に来た。
「ベビー!おめでと」
彼女は既に酔ってて頬はピンク色だった。
私のほっぺにキスをすると、
「これ、前に欲しいっていってたじゃない?」
って包みを渡す。
「どうせ誕生日は男とどっか行っちゃうと思ってさ。今日ココって聞いたからわざわざ来たのよ。でもコレはずっと前にオーダー入れて買ったのよ、感謝しないさいねぇ」
彼女のいつも嫌味は実は優しい。
サンダルだった。
これがお店に並んだ時、欲しい!って思った奴。
きっとサイズがなくってオーダーしてくれたのだ。
素足に履く。
ピタッとフィットした。
「シンデレラの気分だねぇ」
お客様が言いみんなで笑う。
お店を閉めて6人でお寿司やさんに行く。
嬉しくて興奮状態だったので、
お酒も食事もあまりとってなかった。
だから、お寿司は美味しかった。
時間の感覚もなくって
夜に吸い込まれてる気分だった。
夜と朝の間の時間。。。。。。
ちょっと如何わしい店で遊んで行く?
って女友達が言ってくれたけど
コーヒーだけ買って帰ることにした。
「今度ね。ありがと」
外はもう朝。
ヒドイ曇り空だったけどそんなに気にならなかった。
部屋に戻る。
早朝。これから寝よう。
メールボックスを空けたら数通メールが来てた。
どれもおめでとうメール。
1番早い時間だったのがT君だった。
彼はいつも優しい風を運んでくれる。
優しい気持ちに包まれ私は眠りに付く・・・・
今日は
はじまったばかり・・・
久しぶりに「夜のお仕事」へ出かけた。
女友達から電話があり「ヘルプ」に。
22日の夜10時から。
久しぶりだった。
働くのもこの店に入るのも。
女友達と飲みに行くのにはディープすぎるこの店だし、
男友達とは行けない。
お仕事としてだったらココは楽しい。
常連様や私を気に入って下さるお客様がいるから。
私は「誉め言葉」の中毒者になってるのかもしれない。
ここに来る男たちは稼いだ金で飲み、
女の匂いを嗅ぎ楽しむ。
ほとんどギャンブルに近い形で「その夜のお相手」を
掴むラッキーな男性もいれば、
「喋ること」
で、心のストレスを解消されて帰宅する方もいる。
それぞれの気持ちが渦巻いてるけど、
私はこの人々の混じった気持ちが心地よい。
0時になった時、
店のオーナーがケーキを出してくれた。
私の年齢の数のキャンドルに火が灯ってて綺麗だった。
「ベビーちゃんが好きなチョコレートケーキ、実はさっき買ってきたんだよ」
オーナーがキャンドルの火で照らされた顔で言う。
「あと・・・・これ、みんなから」
って小さな箱をくれた。
見覚えのあるお店の紙袋だった。
ゴソゴソ開けてみる。
「ピアス」
だった。
私の誕生石の緑の石。
エメラルドとキラキラ星屑のようなダイヤモンド。
「普通こういうの彼氏から貰うんだろうけど・・・・」
オーナーは頭を掻きながら笑ってた。
嬉しい。とっても嬉しい。
お店の女の子たちはそれぞれハグをしておめでとうって言う。
照れと幸福感に包まれた。
常連のお客様は、
「えっ、ベビーちゃんのお誕生日だったの?教えてくれなきゃ駄目じゃない。うーーーん、何かしてあげたいなぁ」
なんて言ってくれた。
「でもでも今日は彼と過ごすんでしょ?」
「いいえ、帰ったら寝ます(笑)」
「じゃあお店が終わったらお寿司、、、行きます?」
「わぁーーい」
って感じで盛り上がり
シャンペンとケーキで乾杯。
オーナーが私のバースデーを覚えてくれてたのが嬉しかった。
1時過ぎてから女友達が彼氏と店に来た。
「ベビー!おめでと」
彼女は既に酔ってて頬はピンク色だった。
私のほっぺにキスをすると、
「これ、前に欲しいっていってたじゃない?」
って包みを渡す。
「どうせ誕生日は男とどっか行っちゃうと思ってさ。今日ココって聞いたからわざわざ来たのよ。でもコレはずっと前にオーダー入れて買ったのよ、感謝しないさいねぇ」
彼女のいつも嫌味は実は優しい。
サンダルだった。
これがお店に並んだ時、欲しい!って思った奴。
きっとサイズがなくってオーダーしてくれたのだ。
素足に履く。
ピタッとフィットした。
「シンデレラの気分だねぇ」
お客様が言いみんなで笑う。
お店を閉めて6人でお寿司やさんに行く。
嬉しくて興奮状態だったので、
お酒も食事もあまりとってなかった。
だから、お寿司は美味しかった。
時間の感覚もなくって
夜に吸い込まれてる気分だった。
夜と朝の間の時間。。。。。。
ちょっと如何わしい店で遊んで行く?
って女友達が言ってくれたけど
コーヒーだけ買って帰ることにした。
「今度ね。ありがと」
外はもう朝。
ヒドイ曇り空だったけどそんなに気にならなかった。
部屋に戻る。
早朝。これから寝よう。
メールボックスを空けたら数通メールが来てた。
どれもおめでとうメール。
1番早い時間だったのがT君だった。
彼はいつも優しい風を運んでくれる。
優しい気持ちに包まれ私は眠りに付く・・・・
今日は
はじまったばかり・・・
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