ショータイム

2004年6月6日 日常
   ※ 続きを書きました。

↓ ↓ ↓ ↓



日曜日の夜。

こんな事も出来るのねって思いながら家に着く。

私は嘘つきじゃないけど、

演技は出来る事を知る。

ちょっとしたイベントの最終日。

私はお客のつもりで出席したのにいつのまにか舞台に立った。

私の女友達の一人が働くお店関係のイベント。

ある一定のお客を相手に飲んで遊ぶちょっとした集い。

週末限定で開かれたんだけど最終日の日曜日は見に行くことにしていた。

きっと招かれる客も少なく内輪の飲み会みたいだから来なよって事で。

私は夜の教会へ行った帰りだった。

マトモなパスターの話はやっぱり聞けば聞くほど重みがあり聖書程古い書物であんなにいろいろな人間の罪やエロティシズムを書いてあるものはないって常に思う。

今夜もいろいろ考えながら身体にこれから始まる1週間分のパワーを注ぎ込む。

日曜日は明日の仕事に差支えがないようにと家路へと急ぐ人々ばかり。

反対方向に車を走らせ時間が止まった会場へと急ぐ。

店内の如何わしい装飾となんともいえない匂いの混合。

小さな暗い店だけどちょこっと高くなってる照明付きの舞台がいかにもって感じがした。

そこで私は演技することになった。

少し酔ってたけど意識ははっきりしていた。

私と他2人の女の子との絡み。

女の子とのキスは何度もあるけど、

いつも男とは違う味がする。

私が今だにストレートなのはきっと男とのキスのほうが美味しいと思うからだろう。

「ベビー、Hな下着つけてきた?」
「うん。やっぱこういう所だからね・・・」
「OK、じゃあ衣装はなしで」
「えぇ?この下着でいいの?」

私はペラッと着ていたタンクトップを捲って女友達に見せた。

薄いピンクと黒が混じったレース。

そんなに毒々しくない。

でもなんかスケベな雰囲気。

「きゃぁ、可愛いじゃん、大丈夫。それでいいわ」

見たこともない沢山の男性とお酒を飲む。

そして私はだんだん気持ちが高揚してくる。

見せることが快感に思えるなんて。

こんな私を怒る人もいないし、

いいじゃない。

ちょっとした冒険なの。

お店のストリッパーの女の子がまず小さな舞台へ立つ。
身体をくねくねして、踊る。
半開きにした唇にはぽってりと光った口紅。

一人の用意された女の子を手招きし舞台へと上がらせる。

そして二人の絡んだダンス。
胸やお尻を触りあいキスをするかしないかのキワドイ演技。
流行のPOPでもエキゾチックでもない音楽が流れる。
二人に似合わないクラシック系な音。

私はこの二人を見てて綺麗だなぁと思う。
女の子に興奮する事はないけどこの演技を見てる男性の野性味を帯びた目線を見てると少し疼く。

みんな少なからずアルコールが入ってるので、
暗い客席は卑猥な言葉の注文も飛び交った。

私はまだキャミソールのようなタンクトップとミニスカートをつけたまま男性客とその様子を見つめていた。

「ねぇ、レスビアンってどう思う?」

不意に男性が言う。

「別に・・・・悪いことも思わないし。。。でもきっと感じる所を見つけるのは男よりも上手だと思うわ」

私は舞台を見つめたまま言った。

片方の女Rが私に合図した。
舞台に上がれという合図。
私はちょっと緊張した。
演技のはずなんだけどRの目が興奮で焦点が合ってないように見えたから。

それでも私はRに手招きされて舞台にあがる。
客席は暗すぎて何も見えない。
それは幸運だった。

ん・・・あぁん。。。。

二人は喘ぐ。
私の洋服を脱がしにかかった。
もちろん下着止まり。
私はなんとなく抵抗する。
小さなマイクをブラジャーの横につけられそれからは私の呟きも喘ぎも店内に響く。

そこからは夢の中に自分がいたようだった。

二人の美しい女性に言葉と指で攻められた。
座らされて足を開かれる。
太ももの内側をつーーーっと舌で舐めるR。
思わず仰け反る。

もう一人はこの店でちょっとした有名人のストリッパーLだ。
舞台に近いお客の方へ四つんばいで行き、

「ねぇ、、、、私興奮してきちゃったの・・・どうしよう・・」

みたいな事を言う。
これもショーの一部。

ブラジャーは剥ぎ取ってるL。
形の良いおっぱいは近くで見ても厭らしい。

「ベビーちゃん。。。舐めなさい・・・」

優しく言われて思わず吸い付く私。

「上手ね。とっても気持ちいいわ。。。。じゃあ、ベビーちゃんも脱いじゃおうか」






45分の長いショーだった。
途中バイブを使ってパンティの上から愛撫を受ける。
脳みそのどこかが溶けてしまったような疲労を感じたけど、
どこか清清しかった。

お金の為のこういう商売も男性の性欲を掻き立てて多分家庭では見れないファンタジーを買えるのだからこれもヨシと思う。

ショーが終わってから
ペニスを硬くした男性たちは他の部屋で手と口で射精できる。

もちろん特別なお客様相手なのだろう。

みんな友達のように話し、手を握って小さな部屋へと消えた。

「ベビーちゃん、お疲れ。これは今日の手当て」

オーナーは少し多めにチェックをくれた。

私は夜中にこんな事をしてるのね・・・・

ちょっと寂しくなったけど、
半分はトイレの鏡で見た自分の顔がいつもよりキレイに見えたので嬉しかった。

海の見える所で
今度は気持ちよく裸になりたいなぁ・・・なんて思って
帰りの車の中でPさんにメッセージを入れた。

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