この前の会員制クラブでのひと時。

私は高いお酒を飲み変態たちを見学した。



店に入った途端私は嫌悪感で一杯になった。

青ざめた私を見てPさんは

「飲みすぎたのだろう。ちょっと横になったほうがいい」

と、個室に私を案内してくれた。

呼吸を整えながら私はベッドに横になる。

高級そのものの部屋で、
オリエンタルな匂いを感じ私は目を閉じた。

少し落ち着くと私たちは交流の部屋へ移動した。




年齢層は高めだった。

私は多分一番若かったかもしれない。

男性ではホストのような風貌の男が50代前半くらいの女性と一緒だった。

あまりいい光景ではなかった。



一人の裸の男に、
5人くらいの女性が群がって愛撫をしていたのには驚いた。

女性たちは普通のOLっぽかった。
綺麗でもない。
普通の女。

それなのに、
かなり乱れていた。
酔っているのか。
もしかしたら、他の影響?


セックスそのものをしてるカップルはいなかった。
皆、個室へ流れるらしい。

でもこの交流部屋は、
男性がAVビデオがついてるTVの画面の前でオナニーしてたり、
女の子たちが暗闇の中でももっと暗い場所のソファベッドで、
ウインウインとバイブを使ってるのも分かった。
レズだろう、きっと。

そういう「個」の集まりなのだ。

私は興奮しなかった。

ちょっと気持ち悪くなった。





Pさんもすぐに察してくれて、
お酒を一杯飲み終わると、私たちは店をあとにした。

ホテルはもう予約済みだったので、
チェックインしてベッドに倒れこむ。


「最初からここに来ればよかったな」

Pさんは力なく言う。

私も無理に笑う。



その晩はセックスしなかった。

一人ずつシャワーをして、
少し話をして眠った。

私はかなり疲れていた。
病み上がりだったからかもしれない。




朝方になってから、
毛布を剥ぎ取られ全裸を見つめられた。

私は眠かったけど、
刺激を待っていた。


続けて2回。

Pさんは激しく射精し私の顔に飛び散った。

ティッシュでふき取ってくれてそれからおでこにキスをしてくれた。



「大事だと思ってるよ、君の事。」

照れた感じでそう言い、

「今日はずっと一緒にいよう」

大好きな顔で笑った。



私は頷くと安心して眠りにおちた。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索