朝まで飲んだ。
飲みすぎ・・・・
すでに頭が痛いわ。
夜の12時すぎてちゃんと眠れば良かったんだけど。
友達から電話があって飲みに誘われた。
いろいろブルーな事が多かった夜。
外出する気も起こらず断る。
そうしたら。
すぐに新たな電話。
めちゃくちゃ懐かしい男。
私に電話をくれた友達とまだつきあってたんだ・・・・
珍しいじゃない?
本当にT?
彼は弟のような存在。
出会った頃は「華のある存在」の彼があまり好きじゃなかった。
絶対、周りはオンナの子だらけだったから。
彼の容姿にちょっとはドキドキした私だったが、それもなんだかしゃくだったし。
そのうちに彼が私の周りに出没しはじめ、私は拒んでいた。
「誰でもあなたの事を好きになると思ったら大間違いよ」
って。
夜も深くなって客も少なくなって私とTと数名の友人だけがその店に残ったことがあって、
私はかなり酔ってて愚痴をこぼしていた。
隣にはTが座っていた。
「本当にさぁ、俺はベビーがいいんだよ」
なんて可愛い顔でいうのでキスだけした思い出がある。
その後、キスだけじゃ物足りなくって、
Tは私の部屋へ来てセックスもした。
でもこのお話は私が元彼やPさんと知り合う、
もっともっと前の事。
白状してしまうと私が生きてきて1番愛してしまった男性かもしれない。
なんで「1番」かと思えるのは、
「彼」は「私」だから。
思想も行動力も趣味も同じだった。
まるで鏡。
だから彼と付き合ってる時は
世の中で1番幸せだと笑い、世の中で1番不幸だと泣いた。
鏡の中の私。
二人三脚はかなりのスピードだったけど、
転んだら起きれなくなった。。。。
Tに恋人が出来ると私は予想以上に落ち込みもう二度と顔なんて見たくないって思ったりもした。
Tも、私とPさんの関係を
「最低。大嫌いだ。そういうの」
って言った。
でもだんだんお互い忙しくなると会えなくなっていった。
そのTから電話。
「久々に飲もうぜ」
化粧をして着替えて私は車に乗った。
指定されたお店には昔よく遊んだ「Tの仲間」と、
私の友達がいた。
「偶然会ってさ、飲もうってなったんだよ」
久々のTは変わりなかった。
Tは私の頭をぐちゃぐちゃにして、
「緊張するなよ、ベビー」
って笑った。
き、緊張・・・・してしまった(汗
「なんか、T君って誰かに似てるね〜」
私の友達のKが言う。
「誰?誰?」
「ほら、なんだっけ?TVに出てる・・・・・」
「私、あんまりTV見ないからなぁ・・・・」
「有名?」
「有名だと思うよ。つか、絶対知ってる顔よ」
「えっと・・・・妻夫木とかいう俳優!」
「あぁ、そうね、、、、、似てるかも」
女連中はこういう話で盛り上がる。
誰がどんなタレントに似てるとか、この洋服はどこどこで買ったとか。。。。
Tは男だけのテーブルで飲んでる。
チラチラ目が合う。
なんか、、、、気になってしまう。。。。
多分、1年ぶり。
そうね、そのくらいかも。
私は気ままに恋愛してて、
Tも年上の女の家に転がりこんでるって噂も聞いた頃。
「ベビーちゃんとT君、昔つきあってたんだって?」
いつのまにかそんな話になって、
二つのテーブルは一つになる。
私は顔が真っ赤になった。
飲みすぎのせいもあるけど、
かなり心臓の音が早くなる。
「うん、昔ね。ずっとずっと昔(笑)でも、弟のような存在だわ、今となっちゃ・・・・・」
「弟って・・・・俺、ベビーと同じ年だよ。」
「どっちにしてもガキだわ。私は年上が好みですから!」
「何、むきになってんだよ、お前・・・・・」
ほんと。
真っ赤になりムキになってしまった。
いつのまにか朝に近付いてきた時間。
私の手の中に小さな紙切れを入れたT。
カタカナで名前が書いてあってナンバーがあった。
「何?これ。名前なんて知ってるわよ。それにカタカナなんて馬鹿みたい!」
私はわざと怒ったように言った。
「また会おうって思ってさ。時間あったら電話くれよ」
私の返事も待たずにTは、
「ゆっくり運転して帰れよ。じゃあ・・・・・・」
いつものように周りの人間を残して消えた。
一人で。
私は頭痛を部屋に持ち帰った。
でも、
なんだかハッピーだった。
昨日とは違う朝、、、、って気がした。
飲みすぎ・・・・
すでに頭が痛いわ。
夜の12時すぎてちゃんと眠れば良かったんだけど。
友達から電話があって飲みに誘われた。
いろいろブルーな事が多かった夜。
外出する気も起こらず断る。
そうしたら。
すぐに新たな電話。
めちゃくちゃ懐かしい男。
私に電話をくれた友達とまだつきあってたんだ・・・・
珍しいじゃない?
本当にT?
彼は弟のような存在。
出会った頃は「華のある存在」の彼があまり好きじゃなかった。
絶対、周りはオンナの子だらけだったから。
彼の容姿にちょっとはドキドキした私だったが、それもなんだかしゃくだったし。
そのうちに彼が私の周りに出没しはじめ、私は拒んでいた。
「誰でもあなたの事を好きになると思ったら大間違いよ」
って。
夜も深くなって客も少なくなって私とTと数名の友人だけがその店に残ったことがあって、
私はかなり酔ってて愚痴をこぼしていた。
隣にはTが座っていた。
「本当にさぁ、俺はベビーがいいんだよ」
なんて可愛い顔でいうのでキスだけした思い出がある。
その後、キスだけじゃ物足りなくって、
Tは私の部屋へ来てセックスもした。
でもこのお話は私が元彼やPさんと知り合う、
もっともっと前の事。
白状してしまうと私が生きてきて1番愛してしまった男性かもしれない。
なんで「1番」かと思えるのは、
「彼」は「私」だから。
思想も行動力も趣味も同じだった。
まるで鏡。
だから彼と付き合ってる時は
世の中で1番幸せだと笑い、世の中で1番不幸だと泣いた。
鏡の中の私。
二人三脚はかなりのスピードだったけど、
転んだら起きれなくなった。。。。
Tに恋人が出来ると私は予想以上に落ち込みもう二度と顔なんて見たくないって思ったりもした。
Tも、私とPさんの関係を
「最低。大嫌いだ。そういうの」
って言った。
でもだんだんお互い忙しくなると会えなくなっていった。
そのTから電話。
「久々に飲もうぜ」
化粧をして着替えて私は車に乗った。
指定されたお店には昔よく遊んだ「Tの仲間」と、
私の友達がいた。
「偶然会ってさ、飲もうってなったんだよ」
久々のTは変わりなかった。
Tは私の頭をぐちゃぐちゃにして、
「緊張するなよ、ベビー」
って笑った。
き、緊張・・・・してしまった(汗
「なんか、T君って誰かに似てるね〜」
私の友達のKが言う。
「誰?誰?」
「ほら、なんだっけ?TVに出てる・・・・・」
「私、あんまりTV見ないからなぁ・・・・」
「有名?」
「有名だと思うよ。つか、絶対知ってる顔よ」
「えっと・・・・妻夫木とかいう俳優!」
「あぁ、そうね、、、、、似てるかも」
女連中はこういう話で盛り上がる。
誰がどんなタレントに似てるとか、この洋服はどこどこで買ったとか。。。。
Tは男だけのテーブルで飲んでる。
チラチラ目が合う。
なんか、、、、気になってしまう。。。。
多分、1年ぶり。
そうね、そのくらいかも。
私は気ままに恋愛してて、
Tも年上の女の家に転がりこんでるって噂も聞いた頃。
「ベビーちゃんとT君、昔つきあってたんだって?」
いつのまにかそんな話になって、
二つのテーブルは一つになる。
私は顔が真っ赤になった。
飲みすぎのせいもあるけど、
かなり心臓の音が早くなる。
「うん、昔ね。ずっとずっと昔(笑)でも、弟のような存在だわ、今となっちゃ・・・・・」
「弟って・・・・俺、ベビーと同じ年だよ。」
「どっちにしてもガキだわ。私は年上が好みですから!」
「何、むきになってんだよ、お前・・・・・」
ほんと。
真っ赤になりムキになってしまった。
いつのまにか朝に近付いてきた時間。
私の手の中に小さな紙切れを入れたT。
カタカナで名前が書いてあってナンバーがあった。
「何?これ。名前なんて知ってるわよ。それにカタカナなんて馬鹿みたい!」
私はわざと怒ったように言った。
「また会おうって思ってさ。時間あったら電話くれよ」
私の返事も待たずにTは、
「ゆっくり運転して帰れよ。じゃあ・・・・・・」
いつものように周りの人間を残して消えた。
一人で。
私は頭痛を部屋に持ち帰った。
でも、
なんだかハッピーだった。
昨日とは違う朝、、、、って気がした。
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