先週はギリギリの所まで仕事をしたので、
今週は自分へのトリートとして、遊び中心に生活している。

「生理中はイライラするしセックス出来ないしだから仕事なんでしょ?」

って意地悪く女友達に言われた。

そう、その通り。

普通に会って話しをするだけでも、
もし男の手が私の股間に伸びてきたら、
それだけでも軽く目を閉じてその快感に浸りたいから。。

一人の時間が好きな私。
この1週間は読書と睡眠にあてた。

普段はあまり見ないTVをぼーーーっと見たり、
買っておいたDVDを見たり。
一日の時間ってなんだか短いなぁと思ったり。

やりたい事を順番にやってると、
やはり一日は短い。
時間を持て余している人がいたら、
その人の時間まで欲しいほど。


今日は午後から忙しくなる。

まず美容院。
そしてネールサロン。

こんな小さな事でも、自分がキラキラになってるのが分かる。
ウィンドーショッピングも気ままに一人で。
小さな買物は、
きっと男性と一緒じゃ出来ない。
あっちこっち歩き回るから。

デパートの駐車場で、
私と同じ車の色違いを乗ってる女性とすれ違う。

目が合いなんとなく会釈。
お洒落な女性だったな・・・・なんて思いながら、
私は車を走らせる。

そういえば。

女性に手紙をもらった話。
手紙なんて古いわ・・・なんて思いながらも、
やはり「会話」が出来ないと「手紙」しか手段がないのは理解できる。

連絡先。
例えばメールアドレスとかプライベートの住所。
そして携帯電話。家の電話。
いろいろあるけど、私は最低限の人にしか教えていない。

長話で時間を潰すのが無駄と考える人間なので、
冷たいかもしれないけど、仕方ない。

その女性は何度かお店で会い話しもした。

どこかの企業グループと一緒だったから、
仕事関係の「付き合い」で来てたのだろう。

彼女が私を見る目がいつも優しかったのは、
まさか、こんな意味合いがあったとは。。。

私は女の子ともベッドを共にした事があるけど、
「バイ」じゃない。
感情なんて入らない。
見知らぬ女性。それも大人な女性とゲーム感覚、
又はパートナーとのセックスにスパイス的な役目で存在する
「お金で雇われた女」
だったら「アルコール」で浸された脳がそれを受け止める。

彼女の手紙の内容は簡単に、

「あなたに興味を持っております。もし良かったら私に少しの時間を下さい。出来れば、私を彼女の一人にしてください」

こんな感じだ。

まだ返事はしていないが、
きっと来週同じ日に店に来るはず。

はっきり返事はする。

「本気で女の子にキスやセックスは出来ないの」





セックスしたいな。

と、思ってるとそういう顔つきになるのだろうか?

夕方、一旦帰宅してから友達と待ち合わせしてある駅で待っていた。

ラッシュは終わった時間だったけど、
まだまだ人は多く特にサラリーマンの姿を目で追う私。

いかにも遊び人風の男には、あまり興味がないんだけど、
普通の背広を着てちょっと草臥れている男性を見ると、
可愛いな・・・なんて思えてくる。

一生懸命働いて、
毎日同じ事の繰り返しでスゴイな。
偉いな。

って。

友達を待つ10分足らずの時間。
私は誰からも声を掛けられる事はなく(笑
残念に思いながらも、その大きな駅をあとにする。

友達は私の髪型と爪を大袈裟に誉めてくれた。

「車じゃないの?」

「うん。飲みたいから・・・」

「じゃあ、男と会えばよかったじゃない?」

「なんで?貴女と話がしたかったのよ」

私たちはクスクス笑いながら歩いた。

簡単にパスタとワイン。
買物の話。
旅行の話。

そして男の話。。。。

軽く酔って早めに帰宅。


マンションの入り口にいた男が
まさかTなんて思わなかったのでそのまま通りすぎようかと思った。

「おかえり」

「え???ずっとここにいたの?」

なんだかドラマみたいな事をする男だなぁ・・・って思いながら、私は入り口のキイを回す。

今夜のTはスーツ姿ではなかった。
簡単な服装に着替えていて、髪の毛からはシャンプーの匂いがした。

手をつなぐと、心が温かくなった。

「ベビーってさ、時々むかつく」

彼は言った。

「なぜ?」

私は洋服を着替えながら言う。

「だって意地悪じゃん。ほんとに参るんだよね」

「そお?いつ私が意地悪したっけ?」

「いつ・・・ってわけじゃなくってさ。俺の事好きなのかな?っと思うと冷たくなるし。冷たいなって思ってると急に可愛くなる時もある・・・・」

「そっか。不満だらけなのね」



私はソファに座る彼の足に跪く。

彼の太ももに私は頬をのせ、軽く股間を触る。


私は物凄く欲情してるんだから・・・・



大きくなった彼のペニスを咥えた。

彼が声を出す。


私たちは下半身だけ露にして愛し合った。

私の片胸はブラジャーからはみ出し、
彼に揉まれて上を向く。

最初は彼に跨って腰を動かしていたが、
そのうち四つんばいにされ、力強く腰をつかまれ一気にペニスをねじ込まれる。

恥ずかしいと感じながらも、
私は太ももまで流れてくる愛液を止める事は出来なかった。


私たちはその後2回ベッドでセックスした。

少しの会話と沈黙。

沈黙のあとはTが舌を絡める。

Tの顔は端整でそれだけで心を奪われることがある。
でもまだまだ無垢なその顔は、
Pさんとベッドを共にすると価値が薄くなる。

決して比べているわけじゃない。



感覚がなくなるほど舌の愛撫を受けた私のおまんこは、
少し震えていた。

軽く眠る。


「じゃあ。。。明日も来る」

私の返事も待たずに
Tは名残惜しそうな顔して12時過ぎに帰った。

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