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2004年11月30日 映画
帰国は延期。

昨日のフライトは前日にキャンセルして帰国日は適当に設定。

こちらでは12月中旬からクリスマス休暇に入るらしい。

日本のような「お正月」の習慣はないので、クリスマスが終了するとお休み気分は終わるらしい。



今日はモーテルを移動した。

ちょうど1週間のリースだったので、丁度良かったのかもしれない。

チェックアウトして車に荷物を積む。

Dが手伝いに来てくれた。

彼は部屋に来ればいいのにって言ってくれたけど、
それはイヤだったので断る。

一人旅だもの。

部屋で一人の時間も欲しい。


さっき、ジャパニーズレストランで夕食をとった。

今回の旅行でも、もう数回食事をしている。

オーナーやシェフがとても優しいので、それに甘えてる。

今夜は梅酒を飲みながらカラマリ天ぷらをつつき、
数人の日本人と知り合った。

リサーチや研究で来られてるお医者様だったり、
某企業の社員で日本からの出張中だったりした。

食後はSと会った。

彼は素敵な男性だ。

彼とはベッドを共にする事なく、会話を楽しんでいる。

「セラピスト」

のような彼の言葉に私はのめり込む。

私の心に必要な男。。。。

彼はスポンジのように私の言葉を全部吸い取ってくれて、
気持ちよくさせてくれる。

濃厚なセックスのあとのように、
私はすっきりした気持ちになり、そして夜は深く眠れる。

長身の彼がくれる熱いハグと、
頬へのキスも。。。

私は忘れないと思う。


Dがネットで探してくれてとってくれたこのホテル。

きっと☆がいくつも並ぶだろう。

「早めのクリスマスプレゼント」

って事でフロントではDが鍵を受け取った。

「君と一緒にいたいけど・・・・・」

そういいつつも、Dは部屋を出る。

「良い夜を。。。」

私の荷物を奥のクローゼットに置き、
耳元で彼の欲望をジョークに交えて呟き、
そして大きく深呼吸をして彼は出て行った。

私は彼のジーンズのZipを下ろすことも、
彼の首筋にキスをする事もしなかった。

今夜は特に・・・・

私は暗い部屋に間接照明だけ灯し、
TVでコメディを見る。

さすがに夜中は再放送ばかりのアメリカTV番組だが、
耳に入る言葉がだんだん違和感なく日常になってきた。

ルームサービスでシェフサラダとオレンジジュースとミネラル・ウォーターを頼む。

豪華なホテルで少し緊張しながら、
私はランチドレッシングのかかってるクルトンを噛み、
日本へ電話する。

Pさんの温かい言葉

「充分に楽しんできたらいい」

Tの強い言葉

「俺がそっちに迎えに行くよ」


耳に残る愛する男たちの声。

明日は何をしょうか。

やがては帰るのだもの。

楽しまなくっちゃ。。。。。。

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