蒸発

2005年1月28日
今日は友達の引越しの手伝い。

引越しと言っても同棲してた男の家を出るだけ。

この友達はこういう事を繰り返してるので、
今回も「またか」と思ったが・・・

無言で車を出した。


新しい場所は普通のマンション。
そんな高級感もないし、
ボロアパートのイメージもなし。

ただ、
彼女のスーツケースをアンパックしてるうちに、
ちょっとだけ悲しくなった。

きちんとした職業について、
きちんとした収入をもらって・・・・

それなのに、彼女は身の回りの物しか持参してない。

いつもどこか誰かの為に散財し、
当ても無く彷徨う。

パッと見ても美しい友達。

だけどいつも「利用されて終わってる」気がする。



「駄目よ、そんなの貴女の事を愛してるとは思えない」

「知ってる」

「セックスとお金が必要なんじゃない?その人」

「そうかもね」

「じゃあ。。。どうして・・・・」

「好きだから。。。。」

「・・・・・」


恋愛は他人が入る隙間がない。。。と、思った。

助言は助言にしか成らず。



何もないキッチンに、
私はトースターとコーヒーメーカーをプレゼントした。

「きちんと朝ご飯食べてね」


どうかまたすぐに男を連れ込みませんようにと、
軽く願う。

でも。。。

「身を焦がすような恋」を・・・

いつも彼女がしているとしたら。

それはそれで実は羨ましい、と思った。





※風来のとききもさん。ホールデンさん。

リンクありがとうございました。
只今、私からのリンクは満杯で出来ませんので・・・・
しっかり読ませていただきます。

リンク整理をした時に、
改めて相互にさせて頂きます。
これからもよろしくお願い致します。

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