「え？？お菓子？そんな匂いする？」
と、言いつつも幼い私は嬉しかった。
甘い匂いといえば母はよく花を生けるし、お菓子も焼く。
それにキャンドルも洒落た匂いつきの灯をともしてた。
元々匂いにちょっとだけうるさい両親だったのと、両親双方に外国に住む家族がいるという事で、フレグランス関係は珍しい輸入品がよく送られてきたのだった。
匂いにはそれぞれ好みがあると思う。
だからこそ、様々な匂いが生まれる。
私には「大好きな香水」も他人には「悪臭」って事もあり得る。
最近弟が結婚の準備で何かと実家に戻りあれこれ話をする。
そうすると私もなんとなく漠然とだけど結婚を考えたりする。
相手は私が尊敬できる男性が良いし、私と違ったタイプだったり、まったく私にないモノを持っていたら素敵だなぁ・・・とかあれこれ妄想する。
でも食生活（味覚）と経済観念（価値観）と匂いの好み（臭覚？）は一緒がいい。
・・・・と考えると、「衣食住」が重要なのね。
「衣」に関しては「清潔」を保っていればそんなに問題ないけど。
でも「趣味」は同じが良いと思う。
同じ高級品のお店に行ったとして、
選ぶ柄や色はある程度似てて欲しい。
だって時々「えぇ！こんなブランドにこんなダサい洋服あったの？」って驚いてしまう事がある。
趣味の悪い洋服を着てるお金持ちは沢山いるもの。
スモーカーの方々には申し訳ないけど、
家の中が「煙草臭い」のも頂けない。
冷えた煙草の匂いは、私にとって眩暈のする悪臭。。。
といっても、スモーカーを否定出来ない。
父親も弟もおじいちゃんもスモーカーだったわ（笑
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