メモ

2005年10月24日 読書
両親の結婚記念日の月には家族写真を撮る。
毎年じゃないけど、父の気まぐれで突然行われる。

ずっとずっと行きつけてる写真屋があって、その場所はちょっと病院に入るときの感覚と似て緊張する。

最近は綺麗なスタジオに改装されたが、以前は古い洋館のような、濃い茶色の板張りの床に冷たい白い壁の場所だった。

家具もオーナーの趣味なのか、アンティークが中心だったので、幼かった私にはちょっと怖い雰囲気に見えたのかもしれない。

私が生まれた時も、勿論すぐに記念撮影はされた。

その後何かの行事や記念日に撮影され続け、
我が家のアルバムはスナップ写真以外に、大きなポートフォリオに小さな家族歴史が貼り込められている。

今年も海外で暮らす姉夫婦とその娘の里帰りをきっかけに、
私たちはお洒落をして向かった。

本当なら弟に加えて新しい女性も加わるはずだったけど、そんなのは気にしない。

家族写真って照れるんだけど、焼きあがった現物を見ると感動したりする。

人間の集まりなんだけど、温かい家族の愛がそこにあって、
幸せの笑顔の中にも、悲しさとか不安などがきっとレンズを通して映されていてせつなくなったりする。

成長を切り取ったような。。。


__________________________

撮影後は皆で食事。

姉の帰国によりご機嫌の父。

私は皆の話に耳を傾け、ちょっぴり恋人を思ったりもする。


その後、買う予定の車を見に行く。

大きな買い物なので、なかなか決定できない。

父の最終チェックで決まる。

「来年のお前の誕生日プレゼントって事にしろ」

オーダーの時に父に言われた。

母は、

母「パパったらまた甘いんだから・・・・」

と母親は私を睨んだけど。。。

「今のうちよ。甘えられるのも。。。」

恋敵のような目をしてる母。
いいなぁ・・・いつまでも父に恋してて。。。。

私「嬉しいけど・・・・お金はちゃんと貯めてたのよ。。。それに今回はパパとママの結婚記念日って事で、私だってプレゼントがあったのに・・・・」

私は順序が逆になってしまった事にちょっと腹を立てて言った。

父にまだまだべったりの母を思って、
旅行券をプレゼントするつもりだった。

といっても、場所は両本人に決めてもらうつもりで、
予算だけ用意。

国内で二泊三日くらいの小さなプレゼントだけど。。。

弟も姉もそれぞれプレゼントを用意してるようだった。

我が家では両親の記念日にプラスして、誕生日とかも贈り物をし合う・・・という習慣があった。

そして、私はそれが好きだ。



週末は家族と過ごし、

日曜の礼拝もパスしたけど、夜になり一人になった時にネットでメッセージを聞く。

ちょっと厳かな気分で一人礼拝し、
大きな感謝を思ったり、真面目に聖書を読む私。

ゆっくりした一人の時間の大切さと、
家族の中の一ピースとしての私の時間を、
それぞれに充満させる事が出来た週末。。。。。。。

さて。
体調も整ってきたら、
今週からは再び愛する男との時間を・・・・・
と、思う。

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