曖昧の中に沈む

2005年11月26日

感謝祭前日。

友達のご主人のお母様とおばあちゃまも他州から来られる。
ディナーの下ごしらえ。
私も末っ子の気分。
20名分のお料理は量も凄い。
暗いリビングルームでは、ケーブルTVで何か映画がやっていた。
キッチンでは最近の流行の曲・・・・
大きな家に沢山の家族。

当日。

私の滞在している女友達の家に、
数家族がVISITした。
初めて会う人達。

最初は名前だけを交換して握手する。
前菜をつまみながら、お互いを誉めたり質問を投げかけあったり。

こうやって巡り合う素敵な出会い。
本当に素敵だと思った。

サンクスギビングディナーは、
もう数十回食べた中でもトップを争うんじゃないかと思うくらい美味しかった。

スモークターキー。
ハム。
マカロニチーズ。
マッシュポテト＆グレイビー。
カラードグリーン。
グリーンビーンズ＆ポーク。
スタッフィング。
キャンディ・ヤム。
イースト・ロール。
バーベキュー・ビーンズ。
クランベリー・ソース。

これ等を大きいお皿に少しずつよそっても凄い量になる。

最初はいろんな味を一つの皿にのせるのに抵抗があったが、
食べ始めると全部混ぜても美味しいように感じてきた。

前菜のチーズボールやシュリンプディップも美味しかった。

チビリチビリワインを飲みながら、
少しずつ酔って。
音楽にも酔って・・・・・・・

デザート。

アップルパイ。
チーズケーキ。
パンプキンパイ＆クールウィップ。
クランベリー・ケーキ。

お腹が一杯の私は見るだけでもう駄目。
へーゼルナッツ風味のコーヒーだけ頂き、
深くソファに座る。

沢山の人と話をして写真を撮ったりした。

来客が帰って後片付けの頃、
Dから電話があった。

正直ドキドキした。
だって会える距離に今はいるんだもの。。。。

「ベビー？ほんとにいるんだね？サンクスギビングはどうだった？」

Dの声は日本で聞くよりも近く感じられてた。

後日。

私は早朝から買い物に出た。
皮のジャケットを着てマフラーを巻き、帽子をかぶって。。

朝の7時にモールについたけど、
駐車場はもう満員。
お目当てのセール品を買う為に、早い人は夜中の0時から並んだらしい。

クリスマスにむけて、
この狂ったような買い物熱。。。

結局私もその熱に犯され、
買った物は全て今日郵便局から送った。
スーツケース一個分だもの。

今日は朝ゆっくり眠った。
Dからデートに誘われたけど、なんとなく行きたくなくって断わった。

家には朝から掃除の人が来ていた。
プロの掃除を見ながら、私はべーグルを焼いてクリームチーズを塗った。

ちょっと濃い目にコーヒーを落としてクリームを入れる。

TVから聞こえる声も日本語じゃなくって、
外は紅葉の木々。
枯れた芝生が広すぎて寂しい。

・・・・・・・・

ディナーが出来た。

後ほど。。。。