連日二日酔いの時

2006年10月25日
ほとんどのレストランが禁煙席。

仕方なくテラスの決められた場所に座り込み私の大嫌いな煙草の匂いをさせてる男。



最近、ほぼ毎日会ってる。



来週の火曜日の本番は子供相手に大人は演出するわけで、
その前日・前週は大人のお遊びハロウィンパーティというわけだ。

連日そんなパーティに顔を出し、
派手に化粧して娼婦のような「芸者」になってみたり。

パーティ専門店で買ったペラペラの薄手のコスチュームで、
大きな羽を背負った悪魔になってみたり。


ドギツイ化粧で誰が誰だか分らない状態での卑猥なお話は、
ドラマを演じてるようで楽しい。





そうそう。

そういう場所で数回会った男。

日本企業の出張者とは見えないし、こちらでどんな仕事をしてるか全然検討がつかない井手達の男だった。

英語がやたら上手かったのでこちらでは長いと思う。



軽めの言葉使いに嫌悪感を抱きながらも、
一緒に話すのは悪くなかった。


女を見る目が正直で、
付け足して言うような事はしないストレートな固さもあった。



今夜もその男と一緒に食事をした。

いつもの日本食レストランだ。

座敷に通してもらい少しだけ寛いだ気分で足を伸ばす。



「へぇ。。。お前気取ってない時いいな。。。」

「お前???」


相手のペースで時間は過ぎた。



今夜の男は言葉がキツイ。

酔ってきて絡む。



私は車で来てたのでスプライトにレモンを絞ったのだけ飲んでた。

ここ最近、
パーティ続きで食べずに飲みすぎた。

フラフラしてても、
蝶のように美しく舞う事も出来ず。。。。

ソーシャルな流れの中に自分を置くと何故かホッとしたから。





「ねぇ、大丈夫ですか?私はもう少ししたら帰りますよ。
誰かお友達にでも連絡して車出してもらいましょう」


「いや。そんなに酔ってないよ」



「まじで言うけどさ・・・・・」




「お前、俺の女になれよ。毎日可愛がってやるぜ」





その言い方にドキリとした私。


落ち着いて考えてみると、
凄く乱暴で厭らしいのに。。。。。



「完璧に惚れたな。。。俺は」


自分に言い聞かせるように言ってたから、
返答はしなかった。

黙ってた私。



気まぐれな男の戯言か。。。

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